点検スペースのために掘り下げた床下に防湿シートを貼ってゆきます!
防湿のためにはコンクリートを流し込んでしまうのが一番ですが、掘り下げる深さがもっと深くなり、コストがずっと増えてしまうため、できるだけ簡易的な方法を使用します。
新築で床下に防湿シートを貼る場合は、その上に抑えの砂を撒くのが一般的ですが、リノベで風で飛ばされる恐れがないため省略。その代わり、厚手の0.2mm防湿シートを使用します。また、基礎断熱化も計画しているので完璧に湿気を止めたいため、シートのつなぎ目と、シートと基礎の間をすべて気密テープ止め。束石の部分も丁寧にシートで巻きました。
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一般的な気密テープではコンクリートにくっつかないため、ウルトのユラソールという粗面用の気密テープを使用。コンクリートにあらかじめ接着力を増すシーラーを塗布し、乾燥してからテープ止め、引っ張ってもなかなか取れず、かなりの接着力。テープには伸縮性があり、下地が荒くてもこするとなじんでくれます。
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シートを貼った翌日には、シートの裏面がびっしりと結露していました。これだけの湿気が地面から上がってきていたわけですね。木造住宅はとにかく、水、湿気が大敵です。木材を乾燥状態にキープできれば、木材腐朽菌やヤマトシロアリの食害の危険性は大幅に低くすることが出来ます。
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